よくみえるってどういうこと?

あいかわらず誰の役にもたたないだろう日記

シンガポールで餃子

6月のおしゃべり会「も」ロイヤル様で行われた。

話題の英国フェアはまだ始まっておらずシンガポール上空を飛行していたが、やだおいしそう…。乗っかって注文すると、さすがのロイヤルクオリティ、突然かの地に着陸。30度超の真夏日、服装がアジアン、みたいなこともあいまって気分爆上がりだった。

10年ほど前か、買い物は毎月DEPT!(エリちゃんのご両親が営んでおられた時代の原宿&代官山にも通ったもんだが) むしろ買いすぎ! セレクトと欲しいものが完全合致、店員さんとの相性もばっちり、なにしろ徒歩圏! の100点満点期、出会ったワンピースへの愛しさが増したしだい。

衣服は不思議なもので、買って後悔までしなくとも(そのもののかわいさによって)ほとんど着ないで終わったり、逆になんとなく手に取っただけなのにめちゃくちゃ愛用する未来が待つことも。

さておき。この日のトピックはなんといっても「おかず究極ベスト5発表」と「松本絵日記拝見」だった。

平和。平和よ。「これから死ぬまで5種類しかおかずを食べられないとしたら(白米とサラダ、味噌汁は支給)なにを選ぶか」という命題に、ふたりともいの一番で「餃子!」を選ぶ、そーいうところも平和だった。ピース。

餃子はえらい。なにしてもイイんだからあいつ。冷凍でもおいしいし、作ったらもちろんうまい。水餃子も素敵だけど、極めれば焼きかしら。

件の問に対して自分は「餃子」「青椒肉絲」「海宝漬」と3つめまでは迷いなくチョイスするも、残り2つがなかなか。断腸の思いで「生姜焼き」と「五目かた焼きそば(皿うどん)」に決めたのである。

いくらかぶれてみても、クロワッサンやヴィシソワーズだけで残りの人生は満たせない。ポトフやクスクスを2度と食べられないのはつらいが、やはり我はアジアの民なり(感嘆)。

そして「海宝漬」はその名にふさわしく、ヅケ欲と魚卵欲と海鮮欲のすべてをかなえてくれる海の宝、完全食と確信した。もっともっと多くの人に知られ、虜になってもらいたいと切に願う。

で。その後Tさんより今年(2023年)が「すいか(放送)20周年」アニバーサリーだと教えてもらったのだ。ひいい~20年!!

もとこさんも馬場ちゃんも、たかが30すぎで職場の居心地が悪かったんか…的などんより要素もあるけれど、きれいなひとたちのきれいなままぶりに脱帽(出演者全員お変わりなく美しい。ともさかさんもミカコも、今も昔もなにをどうしたらあんな骨格になって衰えしらずでいられるのか)。

乙女の美学校に通いだした時分、生徒さんがもれなく「すいか」を好きで「すいか」ベースの会話をする様子に(自分も愛していたとはいえ)驚きを隠せなかったことも鮮明に思い出した。

「視聴率のふるわないドラマ」を周囲全員がみている平成から連綿と続く謎。というか「現実(リアル)」。

それはいまや政治や政治家、政党、金融政策、雇用からジェンダーやマイノリティの問題へと拡張し、「およそすべての決めごとや権力者の主張に自分(と、親しいひとたち)の意思がまるで沿っていない」現象へと発展。絶望と虚無と孤独と無力感に陥れられ続けているわけだ。

冗談じゃなく連日、ご丁寧に更新・増進されて…(のんきから一転、かなり暗い締めかたになっちまったな)