よくみえるってどういうこと?

あいかわらず誰の役にもたたないだろう日記

ここも港区

4/14(日) 芥川賞候補作家にして愛聴するポッドキャストの語り手(超絶かわいい子犬「ちくわ」の飼い主)岸政彦先生が「東京でいちばん好きな場所」という「竹芝埠頭」へいってきた。同じく「20分休み」リスナーTさんの発案で。ナイスアイディア。 いったん…

作家たちの声を聴け

3/1(金) 『村上春樹×川上未映子 春のみみずく朗読会』へ。 学生無料分瞬殺は想定内として、寄付金必須の一般参加券も数日で売り切れ(寄付最低受付額が15000円、法人は30万円以上。の設定にはじゃっかん引いたけれど。早稲田にご縁があって謝意を強くお持…

写真はイメージ、かもしれません

2/25(日) 2月最後の三連休最終日。日本ペンクラブ主催のシンポジウム「男らしさの彼岸」に参加してきた。 鼎談者は、桃山商事の清田隆之さん、作家の島田雅彦さん、男性学研究者の田中俊之さん。清田さん目当て(よもやまま話愛聴者)だったが、お三方とも著…

なくしてばかりでも

1/14(日) 近キョン(近田春夫&小泉今日子)朝活イベント第二弾! 新春スペシャル @笹塚ボウル へいってきた。 ボウリング場には悪い思い出しかない私(激ヘタ)、極力さけて生きていたためガッコーンみたいな音をきくのも30年ぶりくらいである。 着いた時…

大吉~(棒)

2024年は初日から大変なことが起きた。10年以上「もう終わりだ」と思い続け、なにかあるたび「とどめ…」とさらにどんよりしてきたけれども、いよいよ。言霊問題を持ち出されようが、もはや空元気(という名のポジティブシンキング、いいこと探し)で支えられ…

豚で勝つ!(勝たなくてもいい)

今年もとんきでおしゃべり会を納めた。揚げ物を摂取できる胃腸&会えるメンタルと足腰で年の瀬を迎えられ、本当によかった。 ひと月に1度のおしゃべり会がどれだけ支えとなり、自身の調整やふりかえりに役立っているかはかりしれない。 おしゃべりは軽視され…

おばちゃんはおせっかいなのよ

12/10(日) 何十年ぶりかわからないo-eastへ(前はわりと通るけど。もうカウリスマキやってんだね)。 小泉今日子kkcp追加公演のチケットがとれたからだ。90年代楽曲中心のクラブツアー、東京はお台場だったのだが、プレから当たらなくて当たらなくて。「今…

完璧な絵に似た

去年に続いて、今年も! 誕生祝いにTさんからパレスホテルのアフタヌーンティーをごちそうになった。11月のできごとですが。 ありがたいこっちゃ。言葉だけでうれしいのに、最高峰のアレじゃない? 前回も見惚れた皇居に隣するパレスの外観は質実剛健で、媚…

あのひとが愛した

義妹と飯倉キャンティにいってきた。と慣れた感じを装ってみたが、たったの2度目。初回は今夏で「象の記憶」を読み、人生1回くらいおらもキャンティさいってみでえ…と思い。 私はギンガムチェックのクロスだけで1億点追加の人間なのだけれど、初回のカフェ部…

昭和98年堂々再開!!

映える。映えるね~。 「昭和98年(マルチバースで令和5年)リニューアルオープン!」したホテル ニューアカオへいってきた。ハトヤと同類の「趣味」によるものだが、似ていそうでけっこう違った、熱海と伊東、アカオとハトヤ。 母娘2人旅は本当にひさしぶり…

「定番タイプは考えるのに向いてないのよ」

10/1(日) なんとなくみない気がしていた「バービー」を結局鑑賞。TOHOシネマズ六本木ヒルズ、アガる2階部にて(流水エスカレーター、スペイシーな渡り廊下)。 「1日」が日曜日だったのとポッドキャスト(新書じゃないやつ)でさらに心つかまれたゆっきゅ…

VERYGOOD! MORNING!!

9/10(日)朝。 ブルーノートプレイス(いつのまにやらガーデンプレイスにそんなものが…)へ。近田春夫&小泉今日子プレゼンツ「BAD! MORNINGCLUB」に参加するためだ。 7時開場8時スタート。たいした朝活である。タイトルでピンとくるひとは昭和生まれ確定、…

あの子この娘が大きくなって…

ウェス・アンダーソンの『アステロイド・シティ』がとてもよかった。 ウェスの映画はどこを切り取っても、こりゃウェスだ! とわかるガッチガチのおしゃれさで名をはせており、その唯一無二ぶりに誘蛾灯のごとくひとは引き寄せられるわけだけれど、作品ごと…

フライデーズでお茶しない?

8/11(金)エドワード・ヤン2本立て&名監督2名のトークショーが! てのをSNSでしり、やる気満々で座席をゲットした。最前列よ。 はるか昔、アラーキーの写真講座にてご本人から「あんた、一番前にこなきゃ!」といわれて以来、イベント的なものでは可能な限…

私みたいなもんも

先日、テレビドラマ「すいか」放映20周年記念イベントのひとつ<岡室美奈子教授「アカデミックにすいかを語る」講演会>へいってきた。 暑い暑いなか(20年前の夏はこんなでは…)現場にたどりつくと、ときを超えてドラマを愛し続ける人々が。楽しげに看板脇…

映画の強さもひとの弱さも

一歩間違えれば死ぬ暑さだったさきの3連休、みなさまにおかれましてはいかがおすごしでしたでしょうか。 私はといえば、ウィンドウにうつる己の冴えなさにぞっとし「まずは姿勢(できることから)!」と強く決意するもあえなく塵。熱波に抗えず、猫背で表情…

シンガポールで餃子

6月のおしゃべり会「も」ロイヤル様で行われた。 話題の英国フェアはまだ始まっておらずシンガポール上空を飛行していたが、やだおいしそう…。乗っかって注文すると、さすがのロイヤルクオリティ、突然かの地に着陸。30度超の真夏日、服装がアジアン、みたい…

モンパルナスの

念願の丸眼鏡を買った。 ド近眼しかわからない話で恐縮だが、眼鏡のデザインや流行、丸顔のあなたにはこれ! みたいな語りは、ガチの「近視」には通用しない。 おしゃれを愛しながら、私は眼鏡を装飾品として考えたことがない。いや、かけますよ。みえないん…

パーパス!

松本へいってきた。 『水車小屋のネネ』で蕎麦欲がはねたのだ。理佐と律のたどりつく、水車で挽いた蕎麦粉でつくるおいしい蕎麦屋。小説だからもちろんその地はフィクションで、イメージとしては「安曇野」が近いのだろうけれども、あそこは車がないと難しい…

新しいひとたちのこと

仕事が忙しい。というのがGW明けの感想で、絶賛継続中なのだけれども、第19期ブッククラブの打ち上げ話をしたい。 2か月前に予約をいれた美容院(担当さんがちょう売れっ子なんで)の夜に、件の会合が数日前滑り込んできたかたち。私は疲れやすく本来そうい…

大型連休まとめ

コロナ禍に区切りをつけ(人間が)数年ぶりにやってきた外出制限なしの大型連休。みなさまいかがおすごしでしたか? 私はおしゃべりづくし。対面トークの効力と情報量に圧倒されておしまい。ご飯食べてくだらない話をするだけで毎日ぐったり日が暮れた。いや…

認知の相違

春樹の新作は読みましたか? 私は読み終えました。感想はかくかもしれないし、かかないかもしれない。 そんなタイミングでのブッククラブの課題本は『神の子どもたちはみな踊る』だった。阪神淡路大震災後に出た短篇集。我々はいつ本を買ってもいい。読んで…

「犬」という字がもうかわいい

4月のおしゃべり会はTさんの新居方面で。気になっていた柴犬バー「木蓮」にも出向いた。おしゃべりとワンコ充ですよ。なんてこった! あいにくの雨だったけれど(魔の京王線ホームを使用する緊張もな。私は新宿から初台や幡ヶ谷へ一発でいけたためしがなく、…

ビアー!

銀座ライオン(もちろん1階)でなつかしいひとたちと会った。2020年まで在籍した会社の、委託月刊誌の制作チームである。 私は版元で管理(スケジュール切り、出し戻し、赤字反映と消し、各種許可どり、ギャラ設定と支払い、取材先へのお礼、企画だしとオリ…

それぞれT

春樹クラブも後半、私のホスト回が終了した。 課題本については、前期の『遠い太鼓』でじゃっかんすべったため(「ないない!」とみんないってくれたけど、いや。ノルウェイ前の春樹のさだまらなさと大昔の世界状況が若者にうまく伝わらず、明らかに盛り上が…

誠意とは

3月生まれのTさんのお誕生祝ランチで、kabiへ。 義妹のお祝いをしたとき気に入り「またくるぞ~」と思ったものの、機会に恵まれず…(一斉スタートのおしゃれレストランにひとりでさくっとは、なかなか)招待という名のエゴ。おつきあいいただき、まことにあ…

りっちゃん、さんぽ!

『水車小屋のネネ』がすばらしかった。 前の日記(大元消滅。保存もしていない)でも幾度か激しく津村さん愛を記してきたけれど、今回は格別響いた。最高傑作と思う。 ひととうまく関係が築けないとき(いつも)誰かから忌み嫌われるとき(しょっちゅう)働…

「練習する」旅の、先

2月末から3月頭にかけては新刊目白押しで(決算などの関係かしら)うれしい悲鳴だった。 もろもろ鑑みれば川上未映子の『黄色い家』について書き残したいところなのだけれど、とりあえず新しくもなんともない『旅する練習』の感想を記す私をゆるしてほしい…

君はsunshine 僕はmoonlight

『ホントのコイズミさん』関連イベント「ホントに? コイズミさん」参加のため、下北沢B&Bにいってきた。とさらっとかいたが、そもそも取れる気がしなかった。チケットを。 その日は、すでに満員御礼の同会場で19時から始まる武田砂鉄さんイベントのリアル…

4人席希望です

みんな大好きロイヤルホスト。 いろいろいいのだけれど、わたくし的最大キラキラポイントは「育った街の駅向こうにあって(いまはもうない)家族で通った思い出につながるところ」だろうか。 ファミリーレストランにファミリーでいく。当たり前の、全国いた…