よくみえるってどういうこと?

あいかわらず誰の役にもたたないだろう日記

古い友だち

先日、10代からの男友だちとおしゃべりをしてきた。

出かけると日記をつけがちなため交遊関係そこそこのひとにみえるかもしれないが、現状、友だちは数人。うち唯一の異性である(男女の友情は幸い成立してきたほうだけれど、人生はなりゆき。性別問わず続くか続かないかは)。

ぜんぜん変わらない気がする、見た目、と思った。ここ5年とかまじで。ことさら身ぎれいを目指さぬ「放置」の姿勢がいいのかもしれない。髪も薄くならずお腹もとくに出ていない。白髪はあるねってくらいで、男性にはその多寡がダメージにならないし、初耳だったのだけど、とても頻繁に歯科検診を受け、虫歯や口臭がない状態をキープしているところもよきおじさん道を歩む感じ。

いやいや働いているから勤務時間がもったいない(そこまでか)とのこと。まあおおむね同意ではある。彼はかなり「好きを仕事にした」ほうだけれど、それでも労働が純粋な趣味といえるわけはなく、イヤなことは起こるし、関係者全員を好きなんてありえないし、ストレスたまるし、全部の業務に向いてるなど100%ない。

高額宝くじが当たったら翌日仕事を辞めるとはりきっていた(もちろん購入はしていない)。う~ん、私は書店かパン屋さんでアルバイトを週に数日やりたいけどね…。まきちゃん働き者だな~。や、どっかでちょっと知らないひとに触れあいたいじゃん、むかついたら翌日辞められる余裕をもてあそびつつ。へ〜ひととの接触…俺はひとりが楽しいし、さみしいって思ったことないからさ、コロナになっても。

え、コロナやったの! わりとこないだね。厳しかったよ~39度以上の熱が数日続いた。あれから何回かPCR検査して、4度目も打ってるからいまは平気だけど。

きくほどに「こいつはホンモノだな」と感じた。

私も重病時は同居人などいないほうが楽なので、よくいわれる「ひとりで病気になったらさみしいよ~」に対して、ひとによる、と真剣に反論したい人間だが、病じゃなくても誰かといても、さみしくなるし、苦しいときこそマイペースでひいひいいいたいのもある。どちらの余白、可能性、選択肢、もとっておきたい。

「同僚が、コロナ罹って<心細くて結婚したくなっちゃった>とか平気でいってたけど、体験したから断言できる。俺にその思考はないね!」「つかそういうひとはコロナ前にも何百回も結婚したくなってるはずで、展開がつまんないだけじゃん」「まったくだよ!! さすがわかってるね~」などと<やばいふたり>な会話を楽しく長々と繰り広げたしだい。

かわいげも身寄りもないジジババ予備軍(生き延びられたとして)で恐縮だが、親の面倒はちゃんとみたり、年下をめでたり、「情」はあるのよお互い。そこに免じてと世に申しひらくつもりもさらさらないが。

(写真は内容と無関係の職場近くの夜景。音楽まで流れててなんかすごい。港区の金まわり…。あとこのあたりの女性は四季を通じてハイヒール率が高くたいへん美しい)