よくみえるってどういうこと?

あいかわらず誰の役にもたたないだろう日記

よきかな


この冬買ってよかった服を晒す回。

海外の子ども服を時折通販し、サイズが合うことと「成人用に比べればまだ安い」点において大変助かっている私。

そのアレでみつけ、じゃっかんセールにもなっているしと1週間考えた末ポチったやつである。

出会った瞬間、やだかわいい! と大興奮するも、私以外の地球人の反応は限りなく薄く、いつまでたってもどのサイズも切れない。

大人除けのためか最大設定は「10歳」(てえとけっこう細いかたでも遠慮しそうだけれど、実寸を確認すればグラマーでなければわりといけるのが伝わろう。「あきらめないで!」)。10ね。

バレンシアガは初めてだが、GUCCIも10歳用を買うのでおそらく(日本人の10歳よりいくらなんでも私は大きいんだけど~)大丈夫。

(しかし余談だが、GUCCI。もともとめったに買えない末端みるだけファンにすぎないけれども、ミケーレ退陣以降あからさまに冴えなくなってデザイナーの力を思い知るね。あんだけの「大企業」でもか~とか、アーカイブめちゃくちゃ高くなるんだろうな~とか、天上界をふんわり想像)

さておき。

(変なかたちの服に目がないのと同時に)私はカレッジっぽいアイテムが好きで、容貌の衰えと相談しつつも秋冬はアイビーっぽい組み合わせをしがちだ。バッキバキのオリーブ育ちのため、レタードカーディガンにふわふわスカートとじゃらじゃらパールみたいなバージョンだけども。大森さん! っていう。

カジュアルな装いに大切なのは「製品がしっかりしている」こと。安い服はだめ。トラッドでペラペラとか完全に無理。ださいです。生地が安っぽいとみるからに悲しいし、適当なロゴや英文入れられた日にゃつらくて外に出られない(本気でおしゃれな知人は部屋着こそキメているので気絶しちゃうのでは)。その点、ハイブランドは子ども服も手抜かりなくありがたい。子ども用だけに洗える仕様なのもすばらしい。

若い子ならばぺらぺらすらかわいいかもしれんが、中年以降はホイッスルが鳴る前にひとは去る。粗悪な服には気をつけないと。ひとは見た目が8割とか9割なんでしょ?(調べもしないで)

線引きは各自の判断にゆだねられ、あくまで個人の定規になりますが、さんざんたたかれている「若くない人間のバンドT痛すぎる~」については、私はそんなでもなく、性別問わず似合ってればめっちゃかっこいいと思う。おじいちゃんでもおばあちゃんでも50でも60でも。KISSとかAC/DCはコピーも出回ってるしさ現に。気難しいこといえばコピーは厳しいんだけども。とくにファストファッションとのコラボ、なぜなら生地とプリントが…(循環)。

とかいってる自分は立派にこうるさいババアなのも重々自覚しており、あれもこれも基本は個人の自由。逆に、後ろ指さされようが信じる道を我は歩む所存、てな話なんですけれども。

しみじみ見返してもこのスエットはやはりかわいいし(まだ在庫あるけど)センスのよいひとからのみ狙ったように「お、いいね」「色味の深さも違うわ、さすが」と褒められるので、自慢したくて。させて! する!

到着まで非常に時間がかかったが(3週間以上。まちまちなのよネ〜)サイズもばっちり。肩も着丈も理想に近く、身幅もチビすぎず当然オーバーでもない。

オニールの巻きスカートなどとあわせてグッドガール(笑)気分で通勤しております。オフィスカジュアルとは…。よろしくどうぞ。